病気の予防

生活習慣病はだれでも発病する可能性があり、しかも長い年月にわたって徐々に進行しますから、はじめのうちは自覚症状もなく気付きません。しかし症状があらわれたときには、病気がかなり進行していた、ということも多くあります。
そうならないためには、生活習慣を改善し、“自分の健康は自分で守る”ことがもっとも重要です。それとともに、人間ドック等の検診で定期的に健康状態を調べ、病気の芽は早いうちに摘み取ってしまうことも必要です。
当健康保険組合では、次のような病気の予防のための事業を行っています。

※年度内とは、該当年度の4月1日~翌年の3月31日までとなります。

一般検診

被保険者の方を対象に、年度内に1回、健康診断の検診費用の7割(最高2,000円まで)を申請により補助します。

  • ※一般検診、特定健診、生活習慣(成人)病検診のうち、受診した1種目に補助いたします。

特定健診

年度中に40~74歳になる被保険者・被扶養者の方を対象に、年度内に1回、健診費用のうち、4,200円までを申請により補助します。

  • ※一般検診、特定健診、生活習慣(成人)病検診のうち、受診した1種目に補助いたします。

生活習慣(成人)病検診

被保険者の方を対象に、年度内に1回、検診費用の7割(最高4,500円まで)を申請により補助します。

  • ※一般検診、特定健診、生活習慣(成人)病検診のうち、受診した1種目に補助いたします。

一泊・半日人間ドック

年度中30歳以上の被保険者・被扶養者の方を対象に、年度内に1回、検診費用の7割(最高23,500円まで)を申請により補助します。

対象者 年度中30歳以上の被保険者、被扶養者
実施期間 随時
受診回数 年度内1回
  • ※巡回総合健診との併用はできません。どちらか年度内1回の補助となります。
検診機関 当組合の契約健診機関
検査項目 血圧、身体計測(身長、体重、肥満度)、視力、聴力、尿、便、血液、リウマチ、痛風、梅毒、肺機能、心電図、腎機能、肝機能、血液脂質、血糖、胸部レントゲン、胃・十二指腸レントゲン(または胃カメラ)、眼底カメラ、超音波
  • ※検診機関によって若干内容が異なります。
検診料の補助 検診費用の7割(限度額23,500円まで)を補助
受診方法
  1. 契約健診機関で受診される場合はご自身で予約していただき、予約が完了しましたらすみやかに事業主を通じて人間ドック利用申込書を当組合までご提出ください。
  2. 利用申込書こちらを当組合に提出してください。
    • ※必ず受診日の1週間程前までに提出してください。提出いただけない場合、補助が出ませんのでご注意ください。
  3. 検診機関より案内書が送付されます。案内に従って、受診してください。
  4. 検診当日、検診費用から組合補助額を差し引いた自己負担額を、窓口でお支払いください。
    • ※検診料金等は、事業所あて配付の「保健事業一覧」をご参照ください。
●契約検診機関以外で受診した場合、検診料金全額を当日お支払いください。後日、当組合指定の人間ドック利用申込書および申請書に検診結果表、領収書を添付して申請してください。

婦人科検診

女性の被保険者、被扶養者の方を対象に、子宮がん(年度中20歳以上)、乳がん(年度中30歳以上)検診費用ともに2,000円を限度に、それぞれ年度内1回申請により補助いたします。

前立腺検査(腫瘍マーカー検査)

年度中50歳以上の男性の被保険者、被扶養者の方を対象に、前立腺検査(腫瘍マーカー検査)費用として、1,000円を限度に年度内1回申請により補助いたします。

精密検診

要再検査の指示を受けた被保険者、被扶養者の方が、精密検診(二次検診)を実施した場合、下記の実施方法により無料で受診できます。

  1. 組合指定機関で実施する場合
  2. 組合指定機関以外で自己負担金を立替払いにより実施後、申請する場合

共同巡回健診

他の健保組合と共同で全国約170会場に展開している全国巡回健診及び愛知県内を中心に約140会場で展開している共同巡回健診があり、人間ドックに準じた健診が受けられます。女性の被保険者、30歳から74歳の被扶養者の方を対象に、生活習慣病、子宮がん、乳がんの早期発見を目的とした健診を、個人負担10,000円で受診できます。

      
  • ※人間ドックとの併用はできません。年度内一方のみの補助となります。

インフルエンザ予防接種の補助

被保険者、被扶養者の方を対象に、申請により1,000円(年度内1回)を限度として補助します。

特定保健指導

健診実施後、その指導レベルに合せた保健指導費用を補助します

  1. 動機付け支援…全額健保補助
  2. 積極的支援…全額健保補助